朝のテレビで心のマイラバー・セラムヒートが、人気家電のBEST5に入っててかなり嬉しいスタッフWことワタナベです。
今日も会社はセラムヒートでぬくぬくです。 首なんて振られた日には後を追いかけてしまいます。
挙動不審と言われよーとも、あったかいです。
さてさて、何がふくらむかってーと、珈琲豆ですお嬢さん。
正確には挽いた後の豆ですけども。
お湯を注いだら 「豆がふくらむ」 と、あちこちで聞いてはいたものの、ナベはこれまで 「ふくらんだ」 珈琲豆と言うのを実は見たことがございません。
すでに挽かれた豆を買ってきて、熱湯をドバッとぶっかけていただけの身では今さらですが、先日偶然通りがかって入った喫茶店のマスター(初対面)に、どうにも気になって質問してみました。
「豆がふくらむって、どんな感じなんですか?」
そしたらですねぇお嬢さん。 目の前で実演して見せて下さったんですよ、マスター (初対面) が!
「せっかくなんで」と、差し出された珈琲をちゃっかりいただいて、さらに淹れ方講座まで。
珈琲豆は、その都度自分が飲む分だけを挽いて使いきるのが良いそうです。 マスターの背後の棚には、珈琲が豆のまんまの状態で瓶詰めにされていました。
珈琲お役立ち情報をたっぷりいただいて店を出る時に、マスターブレンドの珈琲豆を購入して帰ったのですが、マスター曰くの
「新鮮な挽きたての珈琲豆は、ガスが出る」
その言葉通りに帰宅して豆を鞄から取り出したらば、本当にぷっくぷくのぱっつんぱっつんに袋がふくらんでおりました。
それでですねぇ、お嬢さん。 さっそくお湯をわかして珈琲を淹れてみましたよ。
マスターのお教えに従って、沸かしたての熱湯ではなく、濡れ布巾の上に片手鍋 (ワタナベはお茶も何でも鍋で沸かす) を置いて、冷ますこと数秒。
紅茶は沸かしたての熱湯でないと、お茶の成分が抽出されないらしいのですが、珈琲は沸かしたての熱湯をそそぐと雑味が出てしまって良くないそうです。
温度の目安は80度。
さぁさぁ、きっちりカップにセットした珈琲豆に、じわ~っとお湯をかけましたらば。
オーブンでカップケーキを焼いたみたいに、ふくらみましたよぷっくりと!
何と申しますかねぇ、良いなぁと思ったわけです。
豆もそうですが、そのマスターの、珈琲のことを語る表情や、こちらの質問にひとつひとつ丁寧に、しかもわかりやすく教えて下さるそのお姿が、です。
珈琲とオール電化、ジャンルは違いますけども、こんな風になれたら良いなぁと言う、ひとつのナベ的理想の形を見た気がした一日でございました。